開発の経緯

業界の問題を解決。化繊との混抄可能な再生紙の開発に成功。

私たちは、長年 紙製品を中心にアパレルの資材提供に携わっており、その中で業界における廃棄物問題を目の当たりにしてきました。

下図を見て分かるように、家庭から出た衣類廃棄物も含めると2020年では年間約50万トンの衣類製品が廃棄されています。製品以外にも縫製工場などで出る残布は、多いところで1工場で1ヶ月約500kgとの報告もあります。

 

 

マテックスでは、この廃棄物を何とか有効的に利用できないかと考え、これまで混抄が難しかった化繊繊維とパルプを混抄し、再生紙として生まれ変わらせることに成功、弊社が長年培った紙製品に対する技術を融合することで生まれたのがリサイクルペーパー「ASUKAMI®(アスカミ)」です。