開発の背景

廃棄衣料問題という社会課題に挑む

廃棄衣料問題とは

大量生産・大量消費の影響で、まだ使える服が大量に捨てられています。
衣類は素材が複雑で、リサイクルが難しく、多くが焼却や埋め立て処分に。
環境への負荷だけでなく、モノを大切にしない社会のあり方も問われています。
これが今、世界中で注目されている「廃棄衣料問題」です。

可燃・不燃ごみに出される衣服の総量は年間470,000トン、その中で再資源化されるものは25,000トンと、全体の5%しかありません。また、1日あたりに焼却・埋め立てされる衣服の総量は平均1,200トンです。これは大型トラック120台分になります。

出展:環境省「サステナブルファッション」2022年度調査より
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

マテックスでは、この廃棄衣料を有効的に利用できないかと考え、独自技術で混抄可能にし、紙にしたものがリサイクルペーパー「ASUKAMI®(アスカミ)」です。