特長と仕様

オーダーメイド生産

お客様のご要望で様々な廃棄物から完全オーダーメイドにてリサイクルした紙製品をお届けします。

 

生産量400kgからの小ロット対応が可能!

原料600kgから約400kgの製品が生産できます。A4コピー用紙 100枚束が550個分となります。

従来の製紙工場ではロットが大きすぎ、在庫コスト面から実現が困難でした。
従来メーカーだと材料が10t以上必要なところ、
「ASUKAMI®(アスカミ)」の場合、材料が400kgから対応可能
(例:400kgの紙はA4コピー用紙で55,000枚相当=100枚束550個)

 

研究開発室によるサンプルチェックで品質を検証

ご依頼の廃棄物をお預かりして研究開発室にてサンプルを作成し、
検証いただいた上で、本生産の設備にて再現性を確認します。

 

FSC®認証の表記が可能

マテックスでは、森林認証制度であるFSC®認証を取得しています。
リサイクルした製品にFSC®認証の表記が可能です。

 

3サイズと2種類の厚さをご用意

サイズ

菊四(315mm×467mm)[紙目 Y(横)]
A3(297mm×420mm)[紙目 Y(横)]
A4(210mm×297mm)[紙目 T(横)]
の3サイズをご用意しております。

紙目とは

紙目とは紙を構成している繊維の向きです。紙目は紙を折る際に折りやすさに関係します。
紙目に沿って折ると折りやすく、紙目に逆らって折ると折りじわが出やすくなります。

厚さ

0.15mm(一般的なコピー用紙よりやや厚め)
0.3mm(郵政省販売の官製はがきと同じ程度の厚さ)
の2種類をご用意しております。

ご注意

混抄紙ですので、紙に布や紙などの繊維が透けて見える風合いです。
製造時期に応じて混抄する廃棄物の量などが変動しますので、風合いが変わることがあります。

使用例

残布から下札に

アパレル生産時に発生するはぎれや残布を原料として製紙工場にて用紙にし、下札や紙袋などに再生することで、ムダのない製品作りのお手伝いを行います。天然由来のコットンなどは勿論のこと、化学繊維のレーヨンやナイロンも用紙として再生可能です。

折り鶴からしおりに

広島の原爆記念館に世界中から寄せられる折り鶴の有効活用として年間10トンもの量となる折り鶴の再活用の事業を提案し、折り鶴を原料として、しおりやハガキに生まれかわらせることで世界平和に寄与するNPO活動を推進しています。

コピー用紙から紙袋に

某企業では、年間で数トンの使用済みコピー用紙を廃棄、溶解業者に業務委託していましたが、全社をあげてプロジェクトを始動させ、社員が使用する紙袋に生まれかわらせました。

牛乳パックから封筒に

某給食配膳企業では牛乳パックを大量に消費していました。ゴミの分別、洗浄、保管と手間をかけて資源ゴミとして処分していましたが、これらを社内のSDGs活動と位置付け有志によるメンバーがリーダーシップをとり、リサイクルを推進しています。

 

オリジナルの「ASUKAMIⓇ(アスカミ)」も作れます

化繊以外の有機物の混抄ももちろん可能。グループ内での廃棄から再生の循環も。
学校や企業など、団体・グループ内で発生した副産物を混抄することも可能です。
オリジナルの「ASUKAMI®(アスカミ)」を生産できると共に、グループ内で、廃棄から再生のサイクルを生み出すことができ、サステナブル活動をより推進することが可能です。